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$ABX:Baseに特化した分散型ETFがミームトークンの潮流を定義

$ABX:Baseに特化した分散型ETFがミームトークンの潮流を定義

暗号通貨の世界は「to the moon」と言う間にもトレンドが移り変わるほどスピードが速いが、投機よりも構造に注目する新たなプレイヤーが台頭している。Altcoinistの共同創業者Konstantin Sebeoの最近のツイートは、$ABXを@baseにフォーカスしたDecentralized ETF(またはDTF=Decentralized Token Folio)として紹介している。DTFとは、複数の暗号資産をオンチェーンでまとめて1つのトークンにしたもので、投資家は個別資産を管理せずに分散されたポートフォリオへのエクスポージャーを得られる仕組みだ。

ツイートはこう綴られている:
"$ABXは@baseにフォーカスしたDecentralized ETF。25+ assets, one basket, one ticker。@altcoinist_comが作成し@reserveprotocol上に構築。多分私たちは少し早すぎるかもしれないが、トレンドを追うのではなく定義するときはそうなるんだ… @alphabaseindex 🟦🪖🕸️"

この投稿は、Baseの広大なエコシステムを渡り歩く上で協力と集合知が重要だと強調するAltcoinistの発表を引用している。Baseをご存じない方へ説明すると、BaseはCoinbaseが開発したEthereumのLayer-2ブロックチェーンで、手数料が低くスケーラビリティが高いことから、ミームトークンやその他の革新的プロジェクトの温床になっている。

では、$ABXの何が特別なのか?それはDAOによるガバナンスだ。つまり分散型自律組織(今回の場合はAltcoinistの$ALTTホルダーが担う)が、Base上でリスク調整後の成長潜在力が高い上位20〜25プロジェクトを選定している。対象はAI、DeFi、SocialFi、そしてMeme(我々Meme Insiderにとって重要なカテゴリ)といった分野にまたがる。$ABXを保有することで、個別の勝者を選ぶ手間を省きつつ、Baseの優良プロジェクト群の集合的なアルファに賭けることになる。

CoinGeckoのデータによれば、$ABXは現在時価総額が約415,000ドル、価格はおよそ0.0025ドルで取引されている。$ABXはReserve Protocol上に構築されており、こうしたトークンフォリオのパーミッションレスな作成とガバナンスを可能にしている。Reserveの目標は、分散された暗号投資へのアクセスを民主化してインフレと戦うことであり、$ABXはBase固有のアルファを活用する最初の事例の一つだ。

ミームトークン愛好家にとって、$ABXは特に興味深い。なぜならそのバスケットにミーム寄りのプロジェクトが含まれているからだ。ミームはコミュニティとバイラリティで成長するが、変動性が非常に高い。$ABXはそれらをより安定したDeFiやAIトークンとインデックス化することで、リスクの一部を平滑化しつつ上昇のポテンシャルを取り込むことができる。Sebeoが指摘するように、彼らは早すぎるかもしれないが、トレンドを作る者は往々にして早い段階にいるものだ。DogecoinやPepeの早期採用者を思い浮かべれば、まさにミーム文化が好む「先取り」の精神に合致している。

$ABXを生み出したAltcoinistはこれを「次世代のオンチェーンインデックス」と表現しており、Altcoinistのドキュメントでは、ReserveのIndex Protocol上にどうデプロイされているかが詳述されている。これにより、Base上のDEXなどを通じて誰でも簡単に参加できるようになっている。

CoinbaseのCEOブライアン・アームストロングがBaseのネットワークトークンの検討をほのめかしたことなど、Baseを巡る最近の話題はこの種のエコシステムに追い風を与える可能性がある。Baseへの流動性やユーザー数が急増すれば、$ABXのようなプロジェクトは新規投資家の入り口として大きな恩恵を受けるだろう。

要するに、$ABXは単なるもう一つのトークンではなく、より賢いミームトークン運用のためのツールだ。ブロックチェーンの経験者であれミームに興味を持ち始めたばかりの人であれ、この分散型ETFはBaseの波に乗りながら分散投資を行う手段を提供する。最新情報は@alphabaseindexをチェックしてほしい。暗号界では、早く行動することが次の大きなトレンドを定義する鍵になることが多い。

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