別の荒れた金曜のCrypto Twitterの真っ只中、ある男がその日のもっともリアルなアルファを投下した。しかもその男は、たった一つのツイートでランダムな猫トークンを時価総額5億ドルに押し上げることができる男、Ansem(@blknoiz06)だ。
「joe’s shanghai is a national treasure」
それだけ。CAもチャートも「100x incoming」もなし。ただ、伝説的なチャイナタウン(とフラッシング)のお店、小籠包への純粋で濾過されていない愛情表現だ。
メムコイントレーダーでコンテンツクリエイターのDavid(@Deesome7)は、週に一度見るくらい共感できるリプライで即座に参戦した。
「ここに行くたびに人間として10%は幸せになって帰るって誓うよ」
正直、俺も同じだ。
まだ味わったことがない人のために言っておくと、Joe’s Shanghaiはニューヨークでの小籠包ブームを生み出した店だ。豚(または豚+蟹)の小籠包で、中のスープが噛むまで魔法のように閉じ込められていて、噛んだ瞬間に最高の形で爆発する。酢と生姜のディッピングソースと一緒に食べれば、平日でも行列ができる理由がわかるはずだ。
スレッドは予想どおり、Crypto Twitterが何かほっこりする話題にどう反応するかそのままの流れになった:半分は「今夜行こう」と友達をタグ付けする人たち、残りの半分は小籠包でもデゲンのグラインドは止まらないらしくAnsemに有料シグナルグループを懇願している。
でもその一瞬だけ、タイムラインはラグ(rugs)やJeo Boden、どのセレブが新しいコインを出したかという話題ではなかった。エナジードリンクと睡眠4時間で生きているトレーダーたちが、現実世界にはまだ100×の体験が残ってるってことを思い出す瞬間だった――そしてそのうちの一つは薄い生地と熱々のスープを伴うものだ。
もしニューヨークにいて、Ansemが過去30分に新しいコインをツイートしていなかったら、ぜひ自分のためにこうしてほしい:値段の高いマンハッタンの店はスキップして、まっすぐJoe’sに向かえ。あなたの味覚も気分も感謝するはずだ。
もしかしたら次の10億ドル規模のメムは、小籠包と猫のハイブリッドから生まれるかもしれない。それまでは、息をしているどんなに冷めた奴らでも飯は食わなきゃいけないってことを思い出させてくれたAnsemにリスペクトを。