暗号トレード、特にボラティリティの高いミームトークンの世界では、ポジション管理がほぼフルタイムの作業に感じられることがあります。では、取引所がその重労働を代行してくれたらどうでしょうか?それがまさに @jrwhale が最近のツイートで紹介した Backpack Exchange のPosition History機能です。
ツイートではENA-PERPポジションを具体例に挙げています。ENAはEthenaのトークンで、同プロトコルは合成ドル資産を扱います。PERPはperpetual futures(満期のない先物契約)を指し、レバレッジを効かせて価格変動に賭けることができます。17日間でこのポジションは合計手数料が$10.93、funding(ロングとショート間で契約価格をスポット価格に近づけるための定期支払い)が$86.69、実現損益(PNL)が-$30.63となりました。大勝ちとは言えませんが、重要なのは透明性です。
注目すべきは、Backpackが「クリーンなオーダー履歴」を提供している点です。この単一ポジションで113件のオーダー(オープン、サイズ追加、サイズ縮小、クローズなど)がある場合、スプレッドシートはあっという間にカオスになります。ところがプラットフォームは実行数量、コスト、平均約定価格、イベント種別を自動で追跡します。手数料や調整を考慮したブレイクイーブン価格(取引が利益に転じるポイント)を手動で計算する必要はもうありません。Backpackがそれを無理なく処理してくれるので、戦略に集中できます。
この機能はミームトークンのトレーダーにとって大きな変化をもたらします。Solana上のミームコインのようなトークンは激しい値動きをすることが多く、ポジションを素早く調整する必要があります。犬をモチーフにした人気トークンにスケールインする場合も、ポンプ&ダンプに対してヘッジする場合も、直感的なログがあればより良い判断ができます。@jrwhale が言うように、「手動で計算する必要はない、Backpackがやってくれる」と。
ツイートへのリプライにもその熱意が反映されています。あるユーザーは自動ブレイクイーブン計算を「clutch(頼りになる)」と称賛し、別のユーザーはクリーンなオーダー履歴を「隠れたスーパーパワー」と呼びました。コミュニティは、BackpackのUIがトレードジャーナリング(勝敗から学ぶための取引記録)をほとんど「ズルい」ほど楽にしてくれる点を気に入っているようです。
しかしBackpackはそれだけに留まりません。続報では、@jrwhale が Positionsタブ内でカスタムのエントリー価格やブレイクイーブン価格を設定できることにも触れていました。この柔軟性は、ミーム中心で盛り上がる市場において小さなアドバンテージが大きな差を生むperpsに手を出すブロックチェーン実務者にとって理想的です。
ミームトークンの知識ベースを構築しているなら、あるいはより賢いトレーディングツールを求めているなら、Backpackを試してみてください。このような機能はトレードの質を高めるだけでなく、混沌とした暗号空間で整理整頓された状態を保つのにも役立ちます。あなたがポジションを追跡する際の定番ツールは何ですか?コメントで教えてください!