これぞ暗号資産史上最も苛烈な目覚めの一撃だ。
2020年7月以来完全に沈黙していたあるCardanoアドレスが、昨日突然動き出した…そしてワン取引で一気に620万ドルを焼き払った。
ZachXBTが報告し、Lookonchainが指摘したところによると、そのクジラは14.45 million $ADA(当時の価値で約**$7.08 million)をCardanoのDeFi上で$USDA**にスワップした。
$USDAの流動性プールが極端に小さかった(ほとんど存在しないレベル)ため、取引は壊滅的なslippageに見舞われた。結果、クジラが受け取ったのは847,694 $USDAだけだった。
ワンクリックで瞬時に**$6.2 millionの損失**だ。
この手の痛い目に初めて遭う人向けに説明すると:ほとんど流動性がないプールで大量の額をスワップしようとすると、価格への影響(slippage)が指数的に跳ね上がる。プールの奥深くまで進むほどレートはどんどん悪化し、最終的にはほぼトークンを流動性提供者に寄付しているような状態になる。
このクジラは、存在したかどうか分からないほど小さな$USDAプールをほぼ枯渇させて、それでも100万ドルにも満たないstablecoinsしか受け取れなかった。
ベアマーケットを耐え、複数のサイクルを乗り越え、終わりなき「Cardano top 3 incoming」ツイートを耐え抜いた5年のHODLing…それがある日目を覚まして、流動性チャートを確認しなかったせいで数秒で保有資産の87%を放り投げる結果に。
伝説級のdegenムーブではあるが、間違った意味での伝説だ。
すべては自分でCexplorerで確認できます:
https://beta.cexplorer.io/address/addr1qy5lcrk497pg88xkfgwxp2v9y328g3j87tvq3sefpkmg7n7nst5js3fzwl4cm8g46fm6unayaet8yfcw5kp3jkjy0tdsr4x534?tab=defi
元のLookonchain投稿:
https://x.com/lookonchain/status/1990230186034635157
教訓?
たとえ黙ってHODLingで終末を乗り越えたとしても、ゴーストチェーンのDEXで焦って1回スワップすればすべてが消える。
これが2025年のCardano DeFiだ、皆さん。 😂💀