もしmemecoinが1時間で10倍に跳ね上がるのを見て、「LPsがどうやって手数料で金を刷ってるんだ、俺はただ持ち続けているだけなのに」と疑問に思ったことがあるなら、Crime(@crimexbt)のこのクリップはあなたが必要としていた目を覚ます一撃だ。
今やバイラルになっているストリームの断片で、Crimeは誰もが密かに考えているけど口に出さない自虐的な一言から始める:
「手数料で稼ぐ部分が全くわからない 😭」
…そしてその直後の4分間で、MeteoraのDLMMプール上で流動性が実際にどう動くかについて、無駄を一切そぎ落とした非常に分かりやすい説明を披露する — しかもそれを「1 SOL → 140 SOL Meteoraチャレンジ」をライブで回しながらやってのける。
ここでは彼が説明した内容を平易にまとめる(そしてなぜすべてのmemecoinデゲンが気にするべきなのか)。
流動性 = 指値注文の最強版
Crimeはほとんどのトレーダーがすでに理解している単純なアナロジー、つまり指値注文(limit orders)を使う。
JupiterやAxiomで$0.99に指値買いを入れ、$1.01に指値売りを入れると、実質的に流動性を提供していることになる — 「ここまで下がれば買う、ここまで上がれば売る」と宣言しているのと同じだ。
マーケット注文があなたの指値に触れた瞬間、価格が動き、スプレッド分の利益を得る。
だが、その作業を何十ものbinsに手動でやるのは地獄だ。そこでMeteoraのDLMMが登場する:同じ指値(“bins”と呼ばれる)を好きな形で配置できる — 現在価格の周りに狭く置いて最大の手数料を狙う、リスクを抑えるために広く配置する、方向性の賭けとして片側だけに入れる、など — そして誰かがあなたのbinを貫通するたびに自動的に手数料を回収する。
手数料は実際にどう支払われるか
ほとんどの人は「手数料」はどこかに魔法のように現れる税金のようなものだと思っている。Crimeは視覚的に分解して説明する:
- アクティブな各binには、買いと売りの流動性が壁のように積まれている。
- 買いがマーケットで買ってくると、売りの壁を食いつぶしていき → 価格が上昇する。
- 売りがマーケットで売ってくると、買いの壁を食いつぶしていき → 価格が下落する。
- あなたのbinを跨いで成立する全てのトレードがあなたに手数料を支払う(Meteoraではボラティリティが急上昇したときに上がるような動的な手数料を設定することもできる)。
結果? memecoinのポンプでボリュームが放物線的に伸びる場面では、アクティブなbinのLPは数分でとんでもない利回りを叩き出すことがある — 短い時間帯で数百%から数千%のAPRという話だ。
これがまさに「1 SOL → 100+ SOL」といった狂ったLPチャレンジが起きる仕組みだ。
なぜMeteoraは普通の指値注文より優れているのか
Crimeのオチ:
「Jupで手動でやることもできる…でもなんでわざわざ?Meteoraは毎回のfillで手数料をくれて、しかも泣きたくならないUIを提供してくれるんだよ。」
Meteoraは手数料を受け取るトークンを選べる(強気ならSOLの代わりにmemecoinで稼ぐ)し、方向性を持っている場合のimpermanent lossを軽減するsingle-sided liquidityのオプションも備えている。
1 SOL → 140 SOL チャレンジの背景
Crimeは有名なMeteoraチャレンジの最新版をライブで実行している:1 SOLからスタートし、LPの手数料のみで(スポットトレード禁止)、140 SOLを目指すというものだ。
こうしたチャレンジが伝説化しているのは、適切なmemecoinプールをローンチ直後や上昇局面で捕まえられれば数字が実際に成立するからだ。参加者の中には、わずかなポジションを数日で手数料だけで6桁にした人もいる。
フルクリップはこちらで視聴: https://x.com/crimexbt/status/1990871335099154614
家賃を家に変えようとするデゲンであれ、単にお気に入りのmemecoinのLP APRが30分だけ10,000%だった理由を理解したいだけの人であれ、Crimeの解説は必見だ。
保存して、二度見してから何かバカなところに流動性を入れてみよう。手数料プリンターの音に中毒になっても責めないでね。🤑