Hyperliquidは、金融向けに設計された高性能ブロックチェーンで、このたびメインネット上でパーミッションレスなスポットクォート資産をローンチするという大きな一手を打ちました。このアップデートにより、ステーブル資産をデプロイするプロジェクトは、Hyperliquid Docsに記載されたオンチェーン要件を満たす限り、自分たちのトークンをクォート資産として有効化できるようになります。
簡単に言えば、スポット取引におけるクォート資産とは、ベース資産の価格付けに使われる通貨のことです—BTC/USDTペアにおけるUSDTのようなものです。このパーミッションレスな機能により、誰でもHIP-1(HyperliquidのERC-20に相当するファンジブルトークン規格)経由でトークンをデプロイする際に、初期のスポットペアでクォート資産を指定できます。さらに、既存のベース資産とクォート資産の間で追加の取引ペアを、HIP-1のトークンオークションとは別に実行されるパーミッションレスなダッチオークションで追加することも可能です。
最初にこれを利用したのは@nativemarketsで、USDHをパーミッションレスのクォート資産としてデプロイしました。その結果、HYPE/USDHの取引が現在ライブになっており、今後さらに多くのペアが出てくる道が開かれました。承認待ちなしでより迅速かつ柔軟なスポット取引が可能になるため、DeFiトレーダーやミームトークンのクリエイターにとって非常に大きな意味を持ちます。ブロックチェーンやミームコインの速いペースにはぴったりの機能です。
コミュニティの反応はX上ですぐに湧き上がり、アップデートを盛り上げる声や(言葉のダジャレも含めて)クリエイティブなミームが飛び交いました。あるユーザーは$Vaporのアップデートについて尋ねるなど、関連プロジェクトへの関心も高まっています。
ミームトークン愛好家にとっては、これがHyperliquid上での流動性や取引オプションを加速させる追い風になる可能性があります。自分のミームコインをデプロイして、USDHのようなステーブルをクォートにして即座にスポットペアを立ち上げられると想像してみてください—Hyperliquidがコミュニティ主導の革新的な資産のハブになっていく一歩です。
ブロックチェーン上で構築や取引をしているなら、ぜひHyperliquidのプラットフォームをチェックしてみてください。今後のデプロイやエコシステムの進化に注目しましょう。