ミームトークンの混沌とした世界では、カエルや犬、猫が注目をさらうことが多いが、新たな疑惑が $TIBBIR をめぐって浮上している。ご存じない方のために言えば、$TIBBIR はカエルをモチーフにしたミームでしばしば語られる遊び心のあるトークンだ — 「TIBBIR」が「RIBBIT」を逆に綴ったものだって気づいた?そういう仕掛けだ。
最近、X(旧Twitter)でユーザー @koolmyyy が投稿したスレッドが、$TIBBIR とフィンテック/クリプト投資で知られるベンチャーキャピタル Ribbit Capital の結びつきについて憶測を呼んでいる。その投稿は別のユーザー @Neolawyer1 を引用し、「否定しがたいつながり(undeniable connections)」を掘り下げている。
分解してみよう。引用された投稿は、Micky Malka(クリプト VC の実在人物)に関連するデプロイヤーウォレットと「Ribbita」のフォロワーを最初に挙げている。続いて Ribbit Capital の「Token Letter」に言及し、そこにさらに多くの手がかりがあると主張する。そして二枚の画像を共有している:一枚はそのレターからの抜粋、もう一枚はコインの画像で、ひとつは忠実な $TIBBIR 保有者(約1,500のウォレット)に soulbound NFT として配布されたコイン、もうひとつは Ribbit Capital が共有したコインだ。キャプションはこうだ。「Two sides of the coin.」そのまんま、という感じだ。
@koolmyyy のメイン投稿はこの Token Letter の34ページに注目しており、そこから哲学的とも言える一節のスクリーンショットを共有している。レターは「トークンの時代(era of tokens)」が注目や真実をめぐる新たなマーケットを生むと述べ、故チャーリー・マンガー(ウォーレン・バフェットの右腕で伝説的投資家)を引き合いに出している。
マンガーはちょうど ChatGPT が登場したころに亡くなったため、トークンブームに対する彼の見解は聞けなかった。しかしレターは彼の有名な思考モデル「invert, always invert(反転せよ、常に反転せよ)」を借用している。これは問題を逆さにして考えることで解を見つける手法だ。ここに当てはめれば、AI が豊かさをもたらすなら、何が希少になるのか?と問うことになる。
同書は手がかりを歴史に求める。大量生産とグローバル化の時代において、価値は「最速であること」(Jeff Bezos と Amazon の効率性を想起)か、「超高精度で高級な製品を作ること」(LVMH の Bernard Arnault のような存在)から生まれた。要するに、豊かさは希少性を通じて機会を生む — そしてトークンも同じ道を辿るかもしれない、という考えだ。
スレッドへの返信もカエル感を盛り上げている。ユーザー @N30_cryptoo はカエルの絵文字を連投:🐸🐸🐸。別のユーザー @FrogHybrid_ はマンガーの言葉を引用して「Invert, always invert $tibbir」と書き、さらに別の画像を共有している。
では、ミームトークン愛好家にとっての重要性は何か?もし $TIBBIR が本当に Ribbit Capital のような大口の支援やインスピレーションを受けているなら、単なる遊びのミームを超えて価値が高まる可能性がある。Ribbit は Coinbase や Robinhood のような大手に投資してきた実績があるため、何らかの関係があるなら、変わりやすいミーム領域でも実用性や持続性の兆しとなり得る。
もちろん、現時点ではコミュニティの憶測にすぎず、Ribbit Capital からの公式な確認はない。しかしブロックチェーンの世界は分散化と探偵的な調査が交差する場であり、こうしたスレッドから思わぬヒントが見つかることは珍しくない。もしあなたが $TIBBIR を保有しているか、ミームトークンを注視しているなら、今後の動向を注目しておくといいだろう。レターが示唆するように、AI、希少性、そして少しのカエルの魔法が混ざりあって「トークン革命」が始まるかもしれない。
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