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Base上のMorpho TVLが26億ドルに到達:ミームトークンにとって何を意味するか

Base上のMorpho TVLが26億ドルに到達:ミームトークンにとって何を意味するか

もしミームトークンの世界に踏み込んでいるなら、基盤となるインフラが勝敗を分けることを知っているはずです。そこで注目されているのがBase上のMorphoです。Token Terminalがツイートで、Baseチェーン上のMorphoのTotal Value Locked(TVL)が約26億ドルに達し、年初来(YTD)でなんと403.40%の増加を記録したと指摘しました。これは単なるグラフ上の数字ではなく、ミームコインのエコシステムを加速させ得る活況なDeFi活動のシグナルです。

Base上でのMorphoのTVLが26億ドルに達し、YTDで403%増を示すチャート

MorphoとBaseとは

まず、初めての方向けに分かりやすく説明します。Morphoは、借入と貸付をより効率的にするために設計されたパーミッションレスな分散型レンディングプロトコルです。従来のDeFiレンディングプラットフォームの強化版のようなもので、ユーザーが特定のニーズに合わせたカスタム市場を作れるのが特徴です。Morpho Labsが推進しており、オンチェーン資本市場への革新的なアプローチで注目を集めています。

一方、BaseはCoinbaseが開発したEthereumのLayer 2(L2)ブロックチェーンです。高速で安価、スケーラブルになるよう設計されており、ミームトークンのホットスポットになっています。DEGENやBrettといったプロジェクトが低手数料と高速な取引を活用して成長しているのも頷けます。MorphoがBase上に展開することで、貸し手と借り手はこの活気あるエコシステムにアクセスでき、ミームコインのボラティリティと取引に不可欠な流動性が提供されます。

TVLの爆発的増加:データが示すもの

Token Terminalのツイートによると、MorphoのBaseでのTVLは今年の序盤の控えめな水準から急上昇し、26億ドルに達しました。チャートは着実な上昇を示しており、最近数カ月で急激な増加が見られ、ユーザーの採用拡大を反映しています。TVLは、プロトコルにロックされている資産の総額を測るもので、信頼とアクティビティのバロメーターと言えます。

この成長は孤立したものではありません。DeFiLlamaの最近のレポートでも、MorphoはBase上で最大のDeFiプロトコルとして位置づけられており、Baseの総TVLがTronなどのネットワークを上回るのに大きく貢献しています。Baseは現在DeFi預金が$6.6B超で、MorphoやAaveといったプロトコルがその60%以上を占めています。

ミームトークン愛好家にとっての意義

ミームトークンはコミュニティの盛り上がり、バイラルな瞬間、迅速な取引が命です。しかし、しっかりしたDeFiの裏付けがなければ勢いを維持するのは難しい。MorphoのTVL急増は、資産を担保にした借入のための流動性を増やすことを意味し、ミームコインへのレバレッジポジションを後押しできます。例えば、ETHを手放さずに安定通貨(stablecoins)を借りて次の大型ミームに一気に参入する、といった戦略が可能になるわけです。

さらに、Baseが成長することでミームクリエイターの遊び場も広がります。MorphoのようなレンディングプロトコルでTVLが増えると資本が引き寄せられ、借入コストが下がり、革新的な戦略を可能にします。MorphoのネイティブトークンであるMORPHOはローンチ以来約95%の価格上昇を見せ、現在おおよそ$2.35で取引されています。純粋なミームトークンではないものの、ミーム愛好家が好む投機的な精神を体現しています。

今後の展望:機会と示唆

このTVLのマイルストーンは、BaseがDeFiの強豪として台頭しつつあることを裏付けており、将来的にさらに多くのミームプロジェクトやトレーダーを惹きつける可能性があります。ブロックチェーン実務者にとって、Morphoのようなプロトコルを注視することは市場の変化を理解する上で優位性をもたらします。ミームトークンを開発したり取引したりしているなら、レンディングプラットフォームとの統合が戦略を拡大する手段になり得ることを検討してください。

Meme InsiderでDeFiとミームの交差点に関する最新情報を引き続きお届けします。Morphoの成長についてどう思いますか?Base上のミームにとって強気だと思いますか?ご意見をお聞かせください!

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