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SolanaのXDPアップグレードが既にメインネットで稼働 — Shred再送が200x高速化

SolanaのXDPアップグレードが既にメインネットで稼働 — Shred再送が200x高速化

Solanaのネットワークは大規模なmemecoinローンチ時の混雑で非難を浴びることがあったが、新しいアップグレードが静かに状況を一変させている — その数値はとんでもない。

AnzaのCore Engineering副社長Brennan Watt(@bw_solana)が、すべてのバリデータとmemecoinジャンキーが注目すべき短いスレッドを投稿した。

彼はほぼ同等のステークとTurbineワークロードを持つ2台のテストネットノードを用意し…

XDP搭載ノードと非XDPノードのTurbineワークロード比較

…それぞれがshred(ブロックデータをネットワーク上で運ぶパケット)を再送するのにどれくらい時間がかかるかを測定した。

結果は?

Solanaテストネットでのshred再送時間 — 非XDPノードは約160msだが、XDPノードは同じスケールでほとんど見えない

通常のノード(9cD…)は、その間隔で全ての再送処理を行うのに合計で約160ミリ秒かかる。

XDPノードは?グラフの下部に張り付いた、ほとんど見えない紫色の細線だ。

そこでBrennanは拡大した…1000×に。

1000倍に拡大した表示で、XDPノードは同じ再送をサブミリ秒で完了 — 200x以上高速

そう。現在バリデータで最大のネットワークボトルネックに対して、200×以上の高速化だ。

「それっていい話だけど、いつmainnetで?」と言う前に — これは既にmainnet-betaで利用可能だ。

AnzaはAgave XDP setup guideを公開しており、バリデータは今すぐ有効化できる。

現時点で約40ノード、テストネットのステークの約10%が既にXDPを稼働させている。採用が臨界質量に達すれば、ネットワークは安全に100M+ compute unit blocksを有効にしても耐えられるようになるだろう。

memecoinローンチ愛好家向けの要点:

  • ブロック伝播が速くなる
  • ポンプ時のタイムアウトしたトランザクションが大幅に減る
  • 本当に必要なときのスループットが向上する
  • スナイパーやボットはさらに有利になる

基本的に、Solanaをデジェネレートな取引において最速チェーンであり続けさせるための、まさにこういう裏方のアップグレードだ。

もしあなたがバリデータを運用しているか、運用している人を知っているなら、XDPを立ち上げる時かもしれない。データは嘘をつかない — これはマーケティングではなく、実際のトラフィックで測定されたストレートな200xの改善だ。

生のグラフや返信を見たいならスレッドはこちらから始まる。

Solanaシーズンは去っていなかった — ただニトロブーストを手に入れただけだ。

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