大きなニュースがビットコイン界隈に落ちてきた。保有者なら誰でもニヤリとする種類のやつだ。
Strategy — そう、かつてMicroStrategyとして知られ、Michael Saylorが企業として最大級のビットコイン・ホエールに育て上げたあの会社 — が、こっそり(とはいえオンチェーン上ではそれほど静かではない)大量のBTCをCoinbaseからFidelity Custodyへ移動している。
Arkham Intelligenceの最新アップデートによれば、Strategyは過去2か月で58,390 BTC(現行価格で約51億ドル相当)をFidelityへ移管し、カストディアン分散の一環とした。
追跡されている総保有量は?化け物級の641,692 BTC、評価額はおよそ561.4億ドル。
これは売却ではなく、賢いトレジャリー戦略だ。Fidelityはオムニバス型のカストディ―を運用しており、クライアント資産が一つにプールされるため、Arkham上では一部のビットコインがStrategy直下ではなくFidelity Custodyのエンティティとして表示されることになる。Arkhamはそのうち約92%を追跡できると言い、これまでにFidelityへ送られた追加の165,709 BTCをStrategyの保有分としてラベリングした。
こちらがArkhamが強調した実際の送金フロー — Coinbase PrimeのウォレットからFidelityの入金アドレスへと着実に流れているのが見て取れる。
そしてStrategyのビットコイン帝国の美しい網。オレンジの点が至る所に=Saylorは積み増しを続けている。
なぜこれが重要なのか(特にミーム目的でここにいる人向けに言うと)?
世界最大の企業保有者が買い続け、かつ資産をより多くの機関向けバスケットに分散し始めるとき、それは「売らない」という最も大きなシグナルになるからだ。FidelityはスポットETFやカストディサービスを通じて既にビットコインの主要プレイヤーの一角を占めているため、この動きはBTCが機関資金であるというナラティブをさらに強化する。
以前はCoinbaseが大部分を保有していたが、Fidelityへ分散することで単一障害点リスクが減り、こうした巨大なプレイヤーが長期的なインフラを考えていることを示している。
ミームコインのデゲンたちへ:Strategyのこうした動きは大規模なBTCラリーの前触れになる傾向がある。Saylorらが買い続けると、ビットコイン・ドミナンスはやがて崩れ、資金が回転して、お気に入りのドッグコインに流動性のシャワーが降り注ぐ。これはこれまでに何度も見てきたシナリオだ。
オリジナルのスクープはArkhamのスレッドからで、すぐにBSC Newsに取り上げられた。
結論 — Strategyはただビットコインを保有しているだけではなく、ビットコインの要塞を築いている。そしてその要塞はさらに堀を一つ追加したところだ。
これからも積み上げていこう。🚀