autorenew
TIBBIRミームコインが100倍急騰:Ribbit CapitalがVirtual Protocolでステルスローンチしたのか?

TIBBIRミームコインが100倍急騰:Ribbit CapitalがVirtual Protocolでステルスローンチしたのか?

ミームコインの世界では、噂が一夜にして勢いを生み出すことがある。そんな中、@Altcoinist_comの最近のツイートが暗号コミュニティを騒がせている。その投稿は、ブロックチェーンやフィンテック系スタートアップへの投資で知られる有力ベンチャーキャピタル、Ribbit CapitalがVirtual Protocol上で"$TIBBIR"と呼ばれるトークンをステルスローンチした可能性を示唆している。ステルスローンチとは、事前告知をほとんど行わずにトークンを放出し、自然発生的な盛り上がりを狙う手法だ。

ツイートは、Ribbit CapitalがCoinbaseやRobinhoodのような大手を含むポートフォリオを持つVCだという事実にも触れている。投稿者は、Baseの独自トークンのローンチが控える中で、なぜRibbitが同様の動きをすることがあり得ないと考えるのかを皮肉交じりに問いかけている。「もっと掘れ、あるいは貧乏を楽しめ(Dig deeper or have fun staying poor)」――FOMO(取り残されることへの恐怖)の最中にリサーチを促す、典型的なクリプトの呼びかけだ。

注目を集めているのはパフォーマンスの更新だ。報告によれば、$TIBBIRは控えめな250万ドルの時価総額から驚異の2億5千万ドルへと跳ね上がり、1月のツイート以降で100倍の上昇を記録したという。その当時の投稿は、Ribbit CapitalがVirtuals上で$TIBBIRをステルスローンチしたら「クレイジー」だろうと冗談めかしていた。Virtual ProtocolはAIエージェントを中心に据えたブロックチェーン生態系として注目を集めており、AIと分散技術の融合によって仮想エージェントの生成・展開を可能にする。$TIBBIRというティッカーは、"Ribbit"を逆さにした遊び心から来ている可能性があり、Pepeのようなカエル系ミームを想起させる。

DexScreener上で100倍急騰を示すTIBBIRの時価総額チャート

ツイートで共有されたチャート(DexScreener提供)を見ると、$TIBBIRの時価総額は着実に上昇しており、投稿時点では約1億8,400万ドルまで跳ね上がっている。ただしツイートは2億5千万ドルと主張しており、これはリアルタイムのボラティリティを反映した数字だろう。Uniswap上でVIRTUALと対で取引されているこのペアは、トークンの流動性とトレーダーの関心を示している。ミームコインはコミュニティの物語性で成長することが多く、Ribbit Capitalとのつながりが噂であれ実在であれ、純粋なミームには欠けがちな正当性を付与する効果がある。

しかし、推測の裏に実体はあるのだろうか。Ribbit Capitalは公式に関与を確認していないが、暗号界では沈黙が炎に油を注ぐこともある。Virtual Protocolが自律エージェントに重点を置いている点は、Ribbitの先進技術への関心と整合しており、両者の結び付きは十分にあり得る話だ。ブロックチェーン実務者にとっては、これはひとつの教訓でもある:ミームトークンは単なる冗談ではなく、新興エコシステムへの入り口となり得る。もし$TIBBIRがVCの支援を受けているのであれば、単なるバズからユーティリティを伴う資産へと進化する可能性がある。

ツイートへの返信欄では、カエルの絵文字(ミームコインコミュニティでは定番)や「買ってホールドしろ」といった声が相次いでいる。一部のレスポンダーはこれを「マトリックスからの脱出」に結びつけるなど、古典的なクリプト伝承も見られる。ミームコインが見出しを賑わせ続ける中で、$TIBBIRのような話は「楽しさ・金融・最先端技術」の混交を象徴している。

ミームコインに飛び込むなら、常にデューデリジェンスを怠らないこと。より詳しい文脈は元のXスレッドを確認し、DexScreenerのようなプラットフォームでライブ情報を追跡してほしい。次の100倍は、もしかするとたった一つのツイートが引き金になるかもしれない。

おすすめ記事