DeFiの世界では、利回りが一夜にして急上昇することも珍しくありません。そんな中、HyperliquidエコシステムのビルダーであるBOBBY(@BOBBYBIGYIELD)の最近のツイートが大きな注目を集めています。彼はKinetiqのガバナンストークンであるKNTQを含む新規プールで異常なAPRを示しており、ミームトークン好きやハイイールドを狙う人々には見逃せない内容です。
Kinetiqでは、HyperliquidのネイティブトークンHYPEをステーキングすると、kHYPEというリキッドステーキングトークンが得られます。これにより資産をロックせずに報酬を得ながら運用できる仕組みです。本日2025年11月27日、KinetiqはKNTQトークンをローンチし、プールはすでに大盛況となっています。
BOBBYの最初の投稿には「yields going crazy」という一言とともに、KNTQ/HYPE、KNTQ/USDT0、KNTQ/USDCなどのプールでAPRが9999%を超えているスクリーンショットが添えられていました。新トークンローンチ初期は流動性が低く、流動性プロバイダーを呼び込むためのインセンティブが高いため、このような利回りは珍しくありません。
LP戦略の内訳
これを踏まえ、BOBBYは具体的な流動性提供(LP)戦略をシェアしています。現在の価格帯でKNTQとkHYPEをホールドすることに抵抗がなければ、-50%から+50%の集中レンジでKNTQ/kHYPEプールを設定するのがオススメです。これはUniswap V3の集中型流動性モデルと同様で、特定の価格帯にLPポジションを集中させることで取引手数料を最大化します。
仕組みは簡単です。このレンジ内で流動性を提供すると、KNTQの時価総額が1億ドル付近に下落した際に自動的にDCAのように購入量が増え、逆に3億ドル付近に上昇すると自動的に部分的に売却されます。その間ずっと取引手数料とインセンティブで高利回りを獲得できるわけです。
このアプローチは、新興エコシステムのガバナンストークンのような価格変動の大きい資産に特に有効です。Hyperliquidは高速・低コストなDeFi体験を提供するHyperEVMレイヤーで注目を集めており、Kinetiqのようなプロトコルが先駆けとなっています。
ミームトークン愛好家にとっての意義
KNTQは純粋なミームトークンではありませんが、コミュニティガバナンスやハイリスク・ハイリワードを追い求めるミームドリブンな暗号文化の一環と言えます。BOBBYが関わるProject X(@prjx_hl)など、ゼロ手数料トレーディングや斬新なツールを提供するプロジェクトが、次の大当たりを狙う「degens」たちに支持されています。
ただし高利回りにはインパーマネントロスなどのリスクも伴うため、必ずご自身でリサーチを行ってください。最新の情報はKinetiqの公式サイトやHyperliquid上のDEXツールでチェックしましょう。
コミュニティの反応は上々で、戦略を称賛する声や早速参入するユーザーも多数。KNTQのTGE(トークンジェネシスイベント)が進行する中、これらのプールに注目すれば、ミーム由来のDeFiが進化する世界でポートフォリオを強化するチャンスをつかめるかもしれません。